子供が1、2歳の頃だったでしょうか。
周りのお友達がお昼寝1回になったころ(午後に1、2時間)、我が子は、6時起床、10時に昼寝、午後2時か3時?位に昼寝している時があり、皆んなより良く寝るなあ、と感じていました。よく動く、多動さもあったことから、私も育児疲労で一緒に眠れてありがたかったので、寝てくれてありがたい!と思っていました。しかし、体力的に大丈夫なのかな?と時々思っていました。起きている時は、俊敏で、動きも速く、気づくのも早い、そんな子でしたから、疲れも相当あるのかと感じました。
ずっと意識していたのは、集団生活から帰宅したら(幼稚園、学校)とにかく、30分でも良いから寝ること。光過敏とわかる前は、神経発達症かなと、疲れたら休む、疲れがピークに来る前に休ませることを親として意識していましたが、子供は限界まで活動することもよくありました。
中学生の今は、本人は平日は睡眠時間7時間半確保、土日にできれば、朝はたっぷり寝て、心身休める。としているようですが、勉強時間が増えるにつれ、心身、眼の回復が追いつかない感じがあるようです。
私自身も午前中、目覚めの視力と夕方は違いますので、それがさらに敏感に急速に変化しているのが光過敏の方々なのではと感じます。
疲労の原因について詳細を確認する必要がありますが、基本的な対策としては長距離マラソンと類似した対策が基本方針になると思われます。
・常時かかる負荷を減らす
見る光環境の調整
見る対象物の調整
見る時の姿勢
見る時の緊張を生じる精神的な負荷の軽減
など
・ペース配分
一時に力を使いすぎない、マラソンのコースに合わせたペース配分のように体力を配分する
・基礎体力の向上
目を直接鍛えることは難しいが、全身の体力や持久力を向上させることは地味ではあるけど有効
・日々の疲れを残さない
目のストレッチ、お風呂による全身の回復など
長距離マラソンのペース配分の基本方針は、なるべく一定の負荷に保つことです。
例えば1Kmを以下の2つのパターンで走る場合では、1の方が疲れやすいです。
1.100mを15秒間の全力疾走(小学6年生の男子の早い子のタイム)と17秒のインターバル休憩、これを10回(休憩は9回)繰り返して約300秒で走る
2.1000mを300秒(小学6年生女子の1000mの平均タイム)で走る
基本方針をベースとして、マラソン選手がコーチと共にコースや自分の特徴に応じて休憩や緩急をアレンジするように、ペース配分を計画するのが有効と思います。
目のストレッチについては、疲れの原因に応じた対処が必要と思われます。
一般的な目周囲の筋肉のストレッチとしては、下記のような内容が多くのサイトで掲載されています。
参天製薬「目のストレッチの方法」
https://www.santen.com/jp/healthcare/eye/eyecare/stretch