光過敏であると気づくまでも大変でしたが、(眩しそうにしていなかった)光過敏とわかったあとも(羞明と診断された)、体調で見え方がかわり、テスト1時間目の見え方と3時間目の見え方が違うということがありました。時間が経つほどに疲労が蓄積し、見えにくくなるようです。一般の人より、見えにくくなる速度、眼精疲労を感じるスピードが速いように感じました。どうにかならないものかと、、思っているところです。
テストの見え方は親子でよく聞き取りしていかないと、どんなふうに見えているかわかりません。
この聞き取りがとても大変です。また支援グッズが適しているかも状況で異なります。年齢と共に自分の状態を把握していけますが、本人が当たり前と見ていたものが、違ったということもあり、よくよくコミュニケーションをとらないといけないと思っているところです。
1日室外で過ごしたり、室内でも照明が強かったりすると、特に動き回ったり、食事が摂れてなかったりしてなくても、次の日にグッタリすることがありました。
羞明が強いので、環境に合わせて、色(グレー・ブルー・グリーン)とそれぞれの濃度(85・70・50・20%)の眼鏡を持ち歩き、かけかえています。
眼鏡だけで遮光が足りない場合、フロンター(前掛け)を付けて2枚の有色レンズで見たり、それでも足りない場合は、オーバーをかけて3枚越しに見ます。
調整がうまくいくと、だいぶ疲れなくなりました。
読みやすい色・濃度と、疲れにくい色・濃度は違うように感じます。
自室では豆電球や試作照明で快適に過ごせますが、通常の室内では眼鏡だけでなくツバ有り帽子が必要です。
眼鏡だけでなく、部屋の照明や家電の待機電気の光、照明器具や窓からの反射など、眼に入る光量を減らすのも疲労軽減に繋がると思います。
学生の頃、少し時間は取られますが、1問ごとに試験用紙を折って、輝度を減らしていました。
今思えば、スリット下敷を使えていたら楽だったのにと思います。
学校で使って良いのか分かりませんが、放課の時、眼を温める商品を使えると、回復するかも知れないですね。
伺ったテストの読みづらさには単純な光過敏以外に複数の要素が関わっているように思われるので、原因と対策の判断には詳細な聞き取り調査が必要です。
しかし、純粋な光過敏(まぶしさ以外の症状がない)の場合には、現在作成中ですが、ある程度の単純なチェック項目(例えば「曇り空の天気が好みなど」)で評価できるのではないかと考えています。
今まで、いろいろな検査を受けてきましたが、自分には当てはまらない項目は
他の人には当てはまり、こういうこともあると知ることができました。
また、自身が気づいていないことに気づけるキッカケにもなりそうですね。
チェック項目での評価の内容は、見え方の説明をするためにも参考になると思います。
私も拝見したいです。
チェック表はまだ開発途中の段階です。
単純な光過敏以外の原因についても評価・判断できるものを作成したいと考えており、複数ある原因の特定が必須です。
そのためには多くの人の症状を伺う必要があり、協力していただける方をEssence researchでは募集しています。
ご協力を考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Essence research株式会社 光症状に関わる連絡先
info@naturallight-display.com