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勉強や生活のTIPS

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Sasa
投稿: 7
 Sasa
トピックスターター
(@sasa)
Active Member
結合: 3週間前

皆さま、こんにちは。発達障害と、光過敏で読字に悩んできました、Sasaと申します。

仕事や勉強で書籍などで字を読む機会が多いのですが、最近経験した工夫といえば、以下になります。

長くなり、申し訳ございません。

光過敏でも、もっと見やすく、過ごしやすい世の中になればよいな、と思います^^

 

・ 国立国会図書館のみなサーチの利用(要利用登録)

    https://www.ndl.go.jp/jp/support/send.html

   テキストデータをダウンロードして、Voice Dream(有料)という読み上げアプリで読んだりしています。

    Voice Dream についてご参考→  https://rumihirabayashi.com/goodpracticeforreading/

 

・ 都立中央図書館の視覚障害者サービスの利用(テキストデータの作製の依頼)

    https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/assist/braille_news/

   1週間から1か月程度で、テキストデータを製作していただけます。

   利用登録には診断書を求められましたので、以前、筑波大学で作成していただいた意見書を利用しました。

 

・ 放送大学の利用

   放送大学では合理的配慮の申請ができて、字幕のついた授業の映像をネットで見られたり、テキストデータをいただけたりします。

   配慮申請がスムーズにできて、本当にうれしいです。

   履修している授業以外の講義も見られるので、学びに時間がかかる自分でも、便利に予習復習できます。

    https://www.ouj.ac.jp/reasons-to-choose-us/accessibility/support/

 

・ デスクライトの照明

   SwitchBot スマート電球 を利用しております。カラーも明るさも無段階に変えられて、点滅をあまり感じません。

    https://www.switchbot.jp/products/switchbot-color-bulb

 

・ イリスヒューさんの眼鏡

   アーレンの症状がある方に見えやすい色があるとのことで、そのお色味にしていただきました。

   やや暗めに見えますが、かけると透明感があります。改行のときに、読みやすいです。

 

・ 印刷用紙や筆記具

   アスクルのカラーの印刷用紙、

   ミドリのカラーノートA5(方眼ドット)と、フリクションのカラーインクを使用しています。

    https://www.midori-store.net/SHOP/15276006.html

 

・ 国家試験での合理的配慮の申請

   試験用紙、答案用紙の色、フォント、眼鏡やカラーオーバーレイの持込みなど、すべてお願いできました。

5件の返信
投稿: 11
Admin
(@gurahamu)
メンバー
結合: 2か月前

Sasaさま

投稿ありがとうございます。

gurahamuともうします。

私が受験した時はもう20年前で大学じゃなく専門学校でした。

当時は配慮などはほぼなく規定時間内でテストを行い終えた覚えがあります。

当時アーレンレンズを手に入れて学校側に使用許可を求めた際は、逆にダメな理由を聞かれてあっさり使用させていただきました。

実際、専門学校の先生でカラーレンズを仕事中にかけてる人もいらっしゃいました。

仕事をするようになって働いた部署では都度お願いをしてましたが、カラーレンズに使用に関しては特に拒否感なく受け入れられてました。

おそらく、対お客さんではなく、研究開発設計が仕事だったのと、割と会社でファッションでカラーレンズを使っている人がいたので、特段問題にも上がらなかったのかと思います。

ただ、書類のフォーマットを変えるなどは関係部署が多岐にわたるので対応は難しかった覚えがあり基本的に自助努力で乗り切りました。

方眼紙は色の見やすさの差があったので設計時代は自分が使いやすい用紙を自前で用意していました基本はCADで書くので提案初期のアイディアなどでよく使いました。

 

アーレンレンズは年末につくばで相談したところイリスヒューさんを紹介いただいたので、そちらで2セット作りました。

本を読むときや長時間パソコンを使う時は使うようにしてます。

使っていると快適さが全然違うのですごく助かってます。また、日常で使っていると見え方が落ち着いて見れるのですごく物がクリアに見えるのでオリジナルのアーレンレンズより気に入ってます。

 

光過敏でも困らない社会が来るといいなと思っております。

特に公共の照明はもう少し色と明るさを何とかしてほしいと思ってます。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

返信
Sasa
 Sasa
(@sasa)
結合: 3週間前

Active Member
投稿: 7

@gurahamu

はじめまして、お返事が遅くなりまして申し訳ございません。

貴重なご経験をお話しくださり、大変ありがとうございます。

色のついたレンズの眼鏡の使用も、職場で自然に受け入れられてよかったですね。

用紙を、ご自分でご用意されていらしたこともあるとのこと、素晴らしいですね!

字の読み書きをする場所や図書館などでは、照明が暗めだったり、調整可能な場所があってもよいのではないか、と私も思います。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

返信
投稿: 46
(@sawa-j)
Trusted Member
結合: 3か月前

Sasaさま

初めまして! 情報ありがとうございます。

点字図書館で点訳できることは知っていましたが、図書館でテキストデータ化できること知りませんでした。

箇条書きで端的に読みやすく、とても勉強になりました。

私も、「光過敏でも、もっと見やすく、過ごしやすい世の中になればよいな」は、まさにその通りで同感以上です!

見やすくなるための有色レンズなのに、申請が必要だったり怪訝な顔をされたり、嫌な思い・辛い経験が無くなる社会、

透明の眼鏡や車椅子の人を見ても疑問を持たれないのと同じように有色レンズも自然になったらと思っています。

今後とも、よろしくお願いします。

返信
Sasa
 Sasa
(@sasa)
結合: 3週間前

Active Member
投稿: 7

@sawa-j

初めまして、お返事が遅くなりまして申し訳ございません。いつも有益な情報を大変ありがとうございます。

図書館の利用は、仕事や勉強・研究をされていく上で核となるものですから、光過敏の方はもちろんのこと、幅広く、本を読まれる方全てのために、もっと便利で身近なものになるとよいですね。

ようやく最近になって、色のついたレンズの眼鏡をかけていく勇気(やや開き直り(笑))が、私も出てきました。

今は、Kodakのネオコントラストという、若干青みがかったレンズの眼鏡をかけることが多く、だいぶ快適に過ごせています。

   https://www.lensya.com/sg/maker/kodak/contrastlens/index.html

光過敏にも詳しい、優秀な眼鏡技術者さんが、皆さまのすぐ隣近所にいらっしゃる社会、

ひいては、sawa-j様のおっしゃるように、多様性が自然に受け入れられる、豊かでやさしい社会になればよいな、と思っています。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

返信
(@sawa-j)
結合: 3か月前

Trusted Member
投稿: 46

@sasa様 

一部の図書館では、考えられた照明器具を使われている所もあるようですね。

私は有色レンズを使い始めたのは今から30年程前になります。その頃は、視覚障害関係の施設で仕事をしていたのですが
ボランティアさんからクレームがあったようで、その当時の施設長に呼び出され「それはオシャレでしているのか?」と
訊ねられました。「いいえ、眩しいので」と言うと、「そうか」と。それで終わりました。

実は、最初は透明の眼鏡で我慢していました。ある時、職場について、サングラスから透明にかけかえようとしたら
うっかり持ってくるのを忘れてしまったのです。その日は、サングラスで仕事をしました。
特に、誰にも何も言われなかったので、そのままシレッと続けていました。

1度訊ねられた以降、特に何も言われませんでしたが、もしかすると、他の職員やボランティアさんの中にも、なぜ?
と思っていても訊けなかっただけなのかも知れませんね。

それ以降、どんどん羞明が強くなり、どこでも有色レンズでないと頭痛・眼痛、疲労感が激しくなったので、それこそ
致し方なくというか、開き直りでした。
たまに「なんでサングラスなの?」と訊かれると、「眩しがり屋で」と答えるしかありませんでした。
10ヵ所を超す近隣眼科と5ヵ所大学病院へ行きましたが、その当時では、「眼が悪くなるから透明にしなさい」と
お叱りを受けたり、怪訝そうな顔で見られたり、原因が分かりませんでした。

眼鏡学校の教授から、「アーレンでは?」とお声かけ頂き、筑波へ行き、アーレンレンズを使うようになりました。
見た目より機能重視を貫き、今では「この眼鏡で何が悪いの」とふんぞり返ってはいないですが、「必要なので」と
強い気持ちになれました。そして、今では、羞明の説明や対策法をお伝えることができるようになりました。
1対1からの周知ですが、いつかは、怪訝な顔をされなくなる社会になればと思っています。

こちらこそ、今後とも、よろしくお願い致します。

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