皆さま、こんにちは。発達障害と、光過敏で読字に悩んできました、Sasaと申します。
仕事や勉強で書籍などで字を読む機会が多いのですが、最近経験した工夫といえば、以下になります。
長くなり、申し訳ございません。
光過敏でも、もっと見やすく、過ごしやすい世の中になればよいな、と思います^^
・ 国立国会図書館のみなサーチの利用(要利用登録)
https://www.ndl.go.jp/jp/support/send.html
テキストデータをダウンロードして、Voice Dream(有料)という読み上げアプリで読んだりしています。
Voice Dream についてご参考→ https://rumihirabayashi.com/goodpracticeforreading/
・ 都立中央図書館の視覚障害者サービスの利用(テキストデータの作製の依頼)
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/assist/braille_news/
1週間から1か月程度で、テキストデータを製作していただけます。
利用登録には診断書を求められましたので、以前、筑波大学で作成していただいた意見書を利用しました。
・ 放送大学の利用
放送大学では合理的配慮の申請ができて、字幕のついた授業の映像をネットで見られたり、テキストデータをいただけたりします。
配慮申請がスムーズにできて、本当にうれしいです。
履修している授業以外の講義も見られるので、学びに時間がかかる自分でも、便利に予習復習できます。
https://www.ouj.ac.jp/reasons-to-choose-us/accessibility/support/
・ デスクライトの照明
SwitchBot スマート電球 を利用しております。カラーも明るさも無段階に変えられて、点滅をあまり感じません。
https://www.switchbot.jp/products/switchbot-color-bulb
・ イリスヒューさんの眼鏡
アーレンの症状がある方に見えやすい色があるとのことで、そのお色味にしていただきました。
やや暗めに見えますが、かけると透明感があります。改行のときに、読みやすいです。
・ 印刷用紙や筆記具
アスクルのカラーの印刷用紙、
ミドリのカラーノートA5(方眼ドット)と、フリクションのカラーインクを使用しています。
https://www.midori-store.net/SHOP/15276006.html
・ 国家試験での合理的配慮の申請
試験用紙、答案用紙の色、フォント、眼鏡やカラーオーバーレイの持込みなど、すべてお願いできました。
Sasaさま
投稿ありがとうございます。
gurahamuともうします。
私が受験した時はもう20年前で大学じゃなく専門学校でした。
当時は配慮などはほぼなく規定時間内でテストを行い終えた覚えがあります。
当時アーレンレンズを手に入れて学校側に使用許可を求めた際は、逆にダメな理由を聞かれてあっさり使用させていただきました。
実際、専門学校の先生でカラーレンズを仕事中にかけてる人もいらっしゃいました。
仕事をするようになって働いた部署では都度お願いをしてましたが、カラーレンズに使用に関しては特に拒否感なく受け入れられてました。
おそらく、対お客さんではなく、研究開発設計が仕事だったのと、割と会社でファッションでカラーレンズを使っている人がいたので、特段問題にも上がらなかったのかと思います。
ただ、書類のフォーマットを変えるなどは関係部署が多岐にわたるので対応は難しかった覚えがあり基本的に自助努力で乗り切りました。
方眼紙は色の見やすさの差があったので設計時代は自分が使いやすい用紙を自前で用意していました基本はCADで書くので提案初期のアイディアなどでよく使いました。
アーレンレンズは年末につくばで相談したところイリスヒューさんを紹介いただいたので、そちらで2セット作りました。
本を読むときや長時間パソコンを使う時は使うようにしてます。
使っていると快適さが全然違うのですごく助かってます。また、日常で使っていると見え方が落ち着いて見れるのですごく物がクリアに見えるのでオリジナルのアーレンレンズより気に入ってます。
光過敏でも困らない社会が来るといいなと思っております。
特に公共の照明はもう少し色と明るさを何とかしてほしいと思ってます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Sasaさま
初めまして! 情報ありがとうございます。
点字図書館で点訳できることは知っていましたが、図書館でテキストデータ化できること知りませんでした。
箇条書きで端的に読みやすく、とても勉強になりました。
私も、「光過敏でも、もっと見やすく、過ごしやすい世の中になればよいな」は、まさにその通りで同感以上です!
見やすくなるための有色レンズなのに、申請が必要だったり怪訝な顔をされたり、嫌な思い・辛い経験が無くなる社会、
透明の眼鏡や車椅子の人を見ても疑問を持たれないのと同じように有色レンズも自然になったらと思っています。
今後とも、よろしくお願いします。