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視覚過敏サポート研究会で使用したアーレンの症状を一部体験できる画像

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ichimasuikai
投稿: 53
トピックスターター
(@essenceresearch)
Trusted Member
結合: 3か月前

視覚過敏サポート研究会にお集まり頂いた皆様、
有り難うございました。
また、会の後に弊社にお立ち寄り頂き、
検証にご協力頂いたこと方々にも感謝いたします。

 

本日、お越し頂いたお客様から、
講演で使用したアーレンの症状を一部体験できる画像について、
ご自宅で家族と共に試してみたいとご要望を頂いたので、
ここに掲載させて頂きます。

この画像は講演専用の試作版のため、
使用方法などの説明などはありません。

説明などを含めた正式版については後日アップロードする予定です。

この画像で症状の疑似体験をするためには、下記の道具が必要です。
・赤・青の3Dメガネ
(Amazon : Lurrose 3Dメガネ 30本セット 紙製)
・青あるいは赤の濃い色のカラーフィルター
(ヨドバシカメラ:共栄プラスチック 色透明下敷 B5 ブルー NO.8712-B)

最後に、この画像は以前にアーレンの会の方々にご協力頂き、
そのアンケートの知見を活用して作成したものです。
アンケートにご協力頂いた皆様に感謝いたします。


4件の返信
投稿: 74
(@sawa-j)
Estimable Member
結合: 4か月前

昨日は貴重なご講演をありがとうございました。大変興味深い体験をさせて頂きました。

体験では、自分の見え方に近ければ、このような見え方だと言えるし、違うのであれば、理解が深まり、画期的でした。

私自身、本の文字が、フワフワ動いて、同じ高さにないことを知ったのは数年前で、他の人もそのように見えている、とさえ、思ったこともありませんでした。

そもそも、一般的な見え方でないことに気づいていないことが多いと思います。
それは、有色レンズを通して見た時、動きやチラツキが減ったり無くなった、という経験がないと、自分の見え方を比較して説明することができないからです。

見え方はそれぞれなので、他の見え方も体験できたら良いですね。

正式版のアップ、心待ちにしております。


返信
ichimasuikai
(@essenceresearch)
結合: 3か月前

Trusted Member
投稿: 53

@sawa-j ご返信、有り難うございます。

他者とわかり合うためには、感覚の共有はとても有用だと考えています。
特に「静止した文字がブレたり、動いたりする」という、常識的には受け入れがたい現象に対する理解においては殊更です。

この画像で、一見受け入れがたい現象でも、自ら経験することができれば、その症状に悩む方への理解に繋がると思います。
逆に生まれつき症状がある人にとっては、いままでなんとなく見えにくいと思っていた視界が、ブレや動きが原因であったと気づくきっかけにもなるかもしれません。

この画像が理解の橋渡しになれればと願っています。


返信
投稿: 15
Admin
(@gurahamu)
メンバー
結合: 4か月前

お疲れ様です。

資料の投稿ありがとうございます。

あの後いろいろ試してみたんですが、一つ気が付いたことがありました。

私の文字の周りに出ているノイズの揺れ方とこちらの画像を赤青のフィルムメガネで見た時の文字の揺れ方が非常に似ていると改めて感じました。

ノイズとして認識しているものをはっきりと別の方法で見る事ができる、しかも似ているというのは非常に面白いと思った事と

似ているということは、同じ原理で発生しているという先生の説からすると光過敏症の核となる部分に近いところを探れてると思いました。

こちらですが、症状のある人とその周囲の人にぜひ体験していただいて皆さんの感じるニュアンスに共通点がないか改めて調べてみるのも面白い結果が出そうです。


返信
ichimasuikai
投稿: 53
トピックスターター
(@essenceresearch)
Trusted Member
結合: 3か月前

ご返信、有り難うございます。
私はアーレン症候群と呼ばれている症状について、複数の異なる原因が混ざった概念だと思っています。
元々が教育分野における文字の読み書きの障害という大雑把なくくりであり、症状についても光に対する過敏性や、文字のブレや動きなど、異なる複数の特徴があるためです。

今回は文字のブレや動きの症状が色フィルターで改善するという特徴から、私は文字のブレや動きなどについては、光学的な問題という仮説を立てています。

今回作成した画像はその仮説の検証目的ですが、文字のブレや動きの症状がある方にとって、症状と類似した視覚問題を人工的に発生させることを意図しています。

もともと原因が複数あると想定されるため、この検証で文字のブレや動きの症状がある方全員が経験できるとは考えていません。
3-4割以上の人が何らかの症状の類似性を経験できれば、仮説を支持するかもしれないと考えています。


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